天皇杯コンサドーレ戦

すごい、すごいぞ加地さん。

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この髪の逆立ちがすごい!って、もう髪の話題はいいか。そう、加地さんの「伸び」がすごいのは髪だけじゃないのだ。

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脚の伸びも、すごい。大開脚で思いっきり脚を伸ばし、自らのシュートのはね返りをもう一度シュート。先制ゴールを決め、ガンバの決勝進出に貢献したのだった。ただ、もしも最初のシュートがDFに当たっていなければマグノアウベスへの見事な「QBK」になっていたような気もし、どちらかというとそっちの方が観たかったなあ、などと贅沢を言ってはいけない。

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ヒーローインタビューはもちろん加地さんだ。しかし残念ながら地上波の放送ではニュースに切り替わってしまい、これはBSハイビジョンと衛星第1の録画放送でしか観ることができなかった。逆に、NHKでは企業や商品の宣伝を放送することができないからか、録画放送でカットされてしまった場面もある。

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よく雑誌に載っている、なんとかクリニックの広告のような加地さん。そうなのか。実は加地さん、そうなのか。

いや、まあ、そんなことはどうでもいい。とにかくガンバは天皇杯決勝に勝ち進み、だから加地さんの冬休みももう少しお預けである。でももうこうなったら決勝もゴールを決めて優勝し、すがすがしい気持ちで正月休みを迎え、お年玉片手に長すぎるそれを切りに行ってほしい。いや、それって、髪のことだけど。

書きそびれ

つい書きそびれていて今さらという感じだが、2006Jリーグアウォーズで、加地さんがベストイレブンを受賞したのだった。

ガンバは優勝を逃したし、加地さん自身1ゴール0アシストという数字しか残せなかったことを考えるとこの受賞はちょっと意外で、でもそれはつまり結果や数字だけが選考基準ではないということで、おそらく1シーズンを通しての成長、伸びが評価されての選考だったのだと思う。伸びたものな。サイドっていうより、バックが。

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髪の。

それと、これも書きそびれていたが、ガンバは天皇杯マリノス戦に勝ち、準決勝に駒を進めたのだった。

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自分自身がふんわりと宙に浮かぶ加地さん。驚愕のまなざしで見つめる相手DFたち。浮かぶ原理は企業秘密。企業じゃないけど。

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金玉。ときどき勝手に動く原理は企業秘密。っていうか、不思議。

とにかくここまできたらあと2戦、さらなる「伸び」で天皇杯優勝だ。伸ばせ、いや、伸びろ、加地さん。

本当の仕事 〜聖夜のプレゼント〜

僕の本当の仕事を、誰も知らない。

知ってるよ、サッカー選手だろう、って?確かにそうだ。普段はJリーグでプレイしているし、日本代表でもあるから、サッカー選手としての僕を知っている人は多いと思う。でもそれは実は、なんていうか、世を忍ぶ仮の姿で、僕の本当の仕事は、今夜人々が寝静まった頃に始まるんだ。

今夜家から家へ、こっそり忍び込んで回るのが僕の本当の仕事だ。そう、僕の仕事は泥棒…ってなんでやねん。違う。僕は物を盗んだりはしない。むしろ逆だ。こっそり忍び込んで気づかれないようにプレゼントを置いて帰る、それが僕の仕事、というか、かっこよく言えば、使命だ。

同じような使命を帯びているのは僕だけじゃなく、他にもたくさんの仲間がいて、それぞれが決まった地域を受け持ち、夜のうちに手分けしてプレゼントを配る。今夜の僕の受け持ちは、この小さな町だ。さあ、仕事を始めよう。

やっぱり煙突から忍び込むのかって?まさか。だってそもそも煙突がある家なんてほとんどないし、家どころか最近はマンションも多い。だからだいたいは窓やベランダから忍び込む。といってもピッキングとかそんなことはしないよ。そんなことしなくてもうまく入る技術というか能力というかそういうのがあって、ほら、こんなふうに。どうやったのかって?うーん、まあ詳しくは企業秘密かな。企業じゃないけど。

よく僕が乗った乗り物が夜空を飛んでる絵なんかを見かけるけど、あれは本当で、そうは見えないかもしれないけれどこの乗り物は空を飛べる。サッカー選手として豊富な運動量が売りの僕でもマンションの階段を駆け上がって回るのはきついから、ベランダに横付けできて便利だよ。どういう原理で飛んでるのかって?うーん、それも企業秘密かな。企業じゃないけど。

あ、そういえばさっき、この町の上空で変な乗り物とすれ違ったけど、あれは何だったんだろう?飛行機でも気球でもなくて、動物が引っ張る力でふんわり宙に浮かぶ不思議な乗り物。荷物をいっぱい積んでた。それに後ろの座席に乗ってた赤い服のあの人の顔、どっかで見たことある気がするんだよな…誰だっけな。

おっと、考え事してる場合じゃなかった、急がないと夜が明けてしまう。仕事を始めよう。この家の子は男の子かな。ぐっすり寝てる。起こさないように、早速プレゼントを埋メ込ムトスルカ…

このWeb2.0がすごい!

当カジオログが何かの間違いで「このブログがすごい!2006」という書籍で紹介されたことについては、去年書いたが、またしても何かの間違いが起こってしまったらしい。2007年版の書籍「このWeb2.0がすごい!」の中の、エントリー単位でブログを紹介する「このエントリーがすごい!」のコーナーに、カジオログのあるエントリーを掲載したい、との連絡を頂いたのだ。

前回も、カジオログはすごくないし、それ以前にこれがブログなのかどうかすら自分でもよく分からず戸惑ったのだが、今回は「Web2.0」である。カジオログがWeb2.0なのか、という疑問以前に、そもそもWeb2.0が何だかよく分からず、ますます戸惑う私なのだった。

Web2.0。第一に、読み方すら分からない。「ウェブにーてんゼロ」か。いや、ゼロだけ英語なのはおかしいので「ウェブにーてんれい」か。あ、そうか、GoogleマップがWeb2.0だと聞いたことがあるが、つまり遠くからでもよく見えるって意味で、じゃあ私なんかはWeb0.2くらいだよ、オスマン・サンコンなんかWeb6.0だ、すごいな、って視力のことじゃないのか。

やはりWebの世界の用語だから、ドットコム、みたいなもので、「ウェブツー、ドットゼロ」なのだろうか。ところで「.com」を「ドットコム」と読むとなんだかかっこいいが、以前「.」を別の言い方をする人がいて、彼なら「.com」をこう読むのだろう。

「ポツコム」

なんか、ポンコツっぽい。

結局Web2.0が何なのかはよくは分からないまま、「紙とインクが無駄にならない程度に隅っこにでも小さく掲載していただけたら幸いです」とお返事を差し上げたのだった。そして今日発売になった書籍を拝見し、何かの間違いに間違いが重なり、とんでもないことになっているのを知り驚いた。大変なことになっている。どのエントリーがどんなふうに紹介されているのか、ぜひ書店でご確認頂きたい。


このWeb2.0がすごい!

NEW加地カメラ

気がつけば12月も半分を過ぎ、街はすっかり年末ムードで、夜の繁華街を歩けば店から店へ移動しながら大声で笑いあう楽しそうな人たちがいっぱいで、いいなあ、忘年会か、楽しそうだなあ、ボーナスとか出たんだろうなあ、俺にはボーナスも年末ムードも関係ないぜちくしょうと歩いていた私の左足が何かを踏んでズルっと滑った。

私の靴の底のでこぼこの隙間の隅々にまで染み込む年末ムード。漂う甘酸っぱい香り。それは年末のっていうか、胃粘膜の香り。

そんなところでしか年末ムードを感じられない私だから、ボーナスが出たからとかいうわけではないけれど、来年は横浜や柏がJ1に上がってきて生加地さんを観戦する機会も増えるだろうし、その際加地さんだけを撮り続ける「加地カメラ」として今使っているそれはもうずいぶん古くなったから、そろそろ新しい機種が欲しいなあと考え、思い切って買ったのだった。

遠いピッチ上の加地さんを大きく写すため望遠性能は重要で、なおかつなるべく安いもの、という条件で絞り込んで検討していたのだが、少しでも水風呂の改善費用の足しになればと、PanasonicのLUMIX FZ7に決定した。432mm相当の望遠性能と手ブレ補正で、右サイドを突破する加地さんや、突破される加地さんをしっかり捕らえることができるに違いない。

でもまだ天皇杯は残っているものの私はもう観にいけそうもないし、来年加地さんを撮影するシミュレーションにと、とりあえず近所のガード下のバスケットコートをスタジアムに見立て、ってまあ大きさが全然違うけど、撮影してみる。

広角側でスタジアムの全景を撮影。ふんわりクロスが大空高く舞い上がる様子も撮れそうだ。そしてズームレバーを一気に望遠側へ倒せば、ピッチの上の加地さんをしっかり写すこともできるだろう。

来年の生観戦が今から楽しみである。

武田

薄々感づいていた人はおそらく多いだろうし、TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップの中継を観ていて初めて気がついた人もいるかもしれず、私のようにもうずっと前から気になって気になって仕方がなかったという人も多いはずで、でも逆にですねえ、まったく気づいていない人もいるかもしれないんで、気づくチャンスですねえ。

と、急に文体というか口調が変わったのは、これは武田修宏のそれを真似たのであり、私が気になって仕方がないというのはまさにそのことで、武田がサッカーの解説をし始めたのはいつ頃かは知らないが、私が武田の口癖に気がついてしまったのは日韓W杯の時だから、もうかれこれ4年以上それが気になり続けているのである。

武田の気になる口癖のひとつは先ほども書いた「逆に」だ。解説の中で、ちょくちょく出てくる。「逆にチャンスですねえ」「逆にコンディションはいいですよ」のように。ただしそれはあくまで口癖なので、ほとんどの場合、何が何の逆なのか、よくわからないのだった。

もうひとつの口癖は、これはもう口癖といったレベルではなく、武田が話し始めるとき、ほぼ100%それは発せられ、もしかすると彼はそう言ってからじゃないと他のどんな短い言葉も話すことができないのではないかと思うほどだ。

アナウンサーが武田に話を振る。「いかがですか、武田さん」。すると武田はまずこう言ってから話を始めるはずだ。

「そうですねえ」

必ずだ。絶対である。だからアナウンサーが「いかがですか、武田さん」と言ったら、TVの前で「そうですねえ」と言えば、武田とハモることができる。同じセリフ同じ時思わず口にするありふれた魔法でつくり上げたら、逆に宇宙の風に乗れるんじゃないでしょうかねえ。

天皇杯サンフレッチェ戦

天皇杯。我らが加地さんは、弾丸宇宙開発ミドルで延長までいった試合を放送時間内に収めるための編集点を作ったり、主審が「うわあ、やっぱり加地さんのふんわりクロスは美しいなあ、癒されるなあ。死んだ母さんにも生で見せてあげたかったな。いや、もしかするとあのふんわりクロスなら天国からも見えるかもしれない。それどころか、一回天国まで行って帰ってきてるんじゃないのか。ならあのボールに母さんの好きだった芋ようかんをくくりつけたら、天国で食べてもらえるのかな。母さん…って、おっと、試合中だったよ今。あれ、マグノアウベスが転んでる、えーっと…」と思わずPKを与えてしまうクロスを供給したりの大活躍であった。

しかし天皇杯札幌対新潟とJリーグ入れ替え戦福岡対神戸を続けて観て疲れていた私はかなり眠くなっており、試合の記憶がところどころ抜けている気がし、他にもあったかもしれない加地さんの活躍を見逃しているかもしれず、それはNHKの編集のせいなのか、それとも私が眠ってしまっていたのかどっちなんだろうと中国新聞のサイトで確認すると、とうやら私は4−2になったところで眠ってしまったらしい。ガンバは40−2で勝ったようだ。それとも私がまだ寝ぼけているだけなのか?

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「比。」

ちんちんを検証

カジオログがキッズgooに「子どもに見せるべきでない」とフィルタリングされてしまう原因について、コメント欄でたくさんご指摘を頂いた。

例えば私がよく使う「ちんちん」という言葉がいけないのではないか、というご指摘については、私が使う場合のちんちんはあくまで「DFをちんちんにする」などのちんちんであることがほとんどのはずで、いわゆるおちんちんの意味のちんちんではないのだから、そうだとすればキッズgooのフィルタリング機能の誤認識というか、誤解である。文脈に関係なく、全ての「ちんちん」に反応してしまうのだろうか。だとすればちんちんが、あ、いや、ちんちんに敏感すぎる。しかし一方でちんちんだらけのこのページがフィルタリングされないという事実もある。キッズgooはどんなちんちんなら許してくれるというのだ。俺のちんちんじゃだめなのか。満足できないっていうのか。さっぱりわからない。

それで、キッズgooのフィルタリングを検証してみることにした。どんな言葉や内容だとフィルタリングされてしまうのか、色々なページを作り、キッズgoo経由でアクセスしてみる。
 →キッズgooのフィルタリングを検証するページ

なんとなく傾向は分かったが、この検証作業をしていて思ったのは、結局のところどの言葉がだめとかそれ以前の問題なんじゃないかということである。キッズgooはただ子どもに見せたくないだけなのかもしれない。この世の中に、ばかな大人がいるということを。ちんちんとか金玉の検証に無駄な時間と情熱を費やす、ばかな大人が。

PARENTAL ADVISORY

「怯まず驕らず溌剌と」が相変らず読めない、漢字が苦手な私にぴったりのサイトを見つけた。子ども向けのポータルサイトキッズgooでは、検索結果からリンクを開くと、ページ内の漢字にふりがなをつけて表示することが出来るのだ。こんな風に。かなり正確で、キッズだけでなく私にもとても便利である。

ただしやはり人名は苦手で、ガンバの選手一覧ページを開いてみると、それなりにちゃんとしてはいるが、「ふじがたにようすけ」「かちょうあきひろ」など間違いもあり、中には苗字も名前も間違われてしまっている人もいる。

「かちりょう」

一文字しか合っていない。まあコンピュータが自動でつけているのだから仕方がないけれど、でも三都主がちゃんと「さんとす」になっているのがちょっとくやしい。

ところでこのカチリョログだかカジオログだかにはさほど難しい漢字は使われてはいないけれど、ふりがなをつけたらどんな感じになるか確かめてみるべく開いてみると、思いがけない結果が表示されたのだった。

「ごめんね。ページがひょうじできませんでした。」

続く説明文にこうある。

「キッズgoo上では、プログラムにより表示を制御(フィルタリング)しています。」

つまりこういうことか。

カジオログ、gooに「子どもに見せるべきでないサイト」と認定される。

そんなばかな。ここには女の人の裸の写真も殺人の方法などの有害な情報も載せてはいない。もしかして加地さんをいじることが子供同士のいじめを誘発するとでも言いたいのか。わからない。なぜカジオログがフィルタリングされなければならないのだ。ただ、ひとつ原因が思い当たるとすれば、やっぱり、時々登場する、これだろうか。

宮本のエロス。

あのがら空きの胸元がキッズには刺激が強すぎるとの判断なら、まあ仕方がない。