でんせつ(2)

それにしても今さらながら気がつくのは、ひらがなで表記することで生まれる脱力感というか幼稚さについてだ。例えば小学生の頃、誰しもがそんな場所を親友たちと共有し、こんな名前で呼んでいたのではないか。

「ひみつきち」

もしもそこが本当に「秘密」の「基地」なのだとしたら、この緊張感のなさはまずいんじゃないか。でも逆にひらがなの方がしっくりすると感じるのは、ひみつきちもこどもびいるも、それが子どものいわゆる「ごっこ遊び」だからで、公園の物置小屋の裏を基地に見たてて遊び、あわ立つジュースをビールに見たててぷはーとか言う、言葉は悪いが「子ども騙しな感じ」をひらがなが表現してくれるからではないだろうか。では私がYahoo!ショッピングで見つけたこの商品はどうなんだろう。

日本代表 イラク戦17秒のでんせつ

どうやらこれは、いわゆる「ドーハの悲劇」のあの試合、アメリカW杯アジア予選最終戦、対イラク戦を収録したDVDで、そのタイトルはロスタイム17秒に決まってしまった同点ゴールからとられているようだが、それにしたって「でんせつ」はないだろう。あれはごっこ遊びだったのか。ごっこ遊びに俺は涙したのか。えーいショートコーナーだー、わー待てー、フェイント、こどもくろす!わーやべー、おりゃ、どーん!ゴール!わーい、えーまじかよー、あはは、とかなんとか遊んでたのかよ。俺の涙を返せと言いたい。まあ涙をペットボトルに入れて返されても困るからいいけど。そして今年、私はまた別のでんせつに涙することになるのだろう。

「かじあきらのでんせつ」

6月、我々はでんせつの目撃者となるのだ。かじさんは一体、どんなでんせつを見せてくれるのだろうか。

こどもくろすのたいくう時間17秒。
前半17秒でいっぱつレッド。
テレビにうつった時間、合計17秒。

いや別にかじさんのそれは17秒のでんせつと決まったわけではないけれど、とにかくでんせつ誕生の瞬間に流すための涙と、こどもびいるかけもしくはシャンメリーファイトの用意をして、その時を待つ。

「でんせつ(2)」への7件のフィードバック

  1. あのゴールはこどもくろすからでしたねwwwwwwwwwwwwwwwwww
    あれを合わせられるFWが居ればいいのになあ・・・

  2. あのDVD実は持ってまして、通販サイトでは「でんせつ」ですけど、実物はちゃんと「伝説」になってますよ。
    (今見ると画像を拡大するとわかりますね)ま、わたしも最初に「でんせつ」を見たときはのけぞりましたけど。

  3. ブラジル戦17秒の伝説とか、イタリア戦17秒の伝説。
    期待したいなぁ。

    かじがくろすをあげる。
    かずがぼーるにあわせる
    じだがはじく
    かじがつめる
    17秒の「でんせつ」だった。

    また変なこと書いてしまいましたね。

  4. 加地さんのくろすにあわせられるのはふぉわーどっぽい選手ということかなあ。
    確かに、加地さんが自分で上げて自分で決めた方がいいかもね。

  5. >>HATSUさん
    こどもくろすだって決まるときは決まるんですね。加地さんもごっこ遊び気分で試合に挑むといいかもしれません。

    >>タップさん
    この記事で見る限りまだ決定ではないようですが、どうなるんでしょう?楽しみですね。

    >>もんもんさん
    そうでしたね。でもなんか「伝説」より「でんせつ」がいい気がしてきちゃいました。

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